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Vol.7

JNA創立30周年記念事業

vol.07 ネイルは男性にも見られている Part1 ~評論家の視点~

山田五郎(やまだ ごろう)
山田五郎(やまだ ごろう)

(編集者、評論家)

「Hot-Dog PRESS」編集長等を経てフリーに。時計、ファッション、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を行っている。


―山田さんは、日本ネイリスト協会の「2015年秋冬トレンド設定会議」に外部有識者として招かれたそうですね。そんな山田さんにお聞きしたいのですが、率直に言って、男性は女性のネイルをどう思っているのでしょう。

派手なネイルを好きな男性は少ないのでは。大半の男性は、爪はきれいならそれでいいとしか思っていませんよ。色やデザインは、落ち着いた感じのほうがファッションを選ばず仕事もしやすく、男性にも受けるでしょうね。


―爪のカットはどんな形が良さそうですか。

丸くカットして、先を少しだけ尖らせるくらいがいいんじゃないですか。指が細く長く見えますから。極端に爪が長かったり尖っていたりするのは、引っかかりそうでコワいし、いろいろ不便だろうなと心配になっちゃいます。


―このネイルはダメだなと思うことはありますか。

女性は男のためにネイルをやっているわけではないので、本人さえ満足ならそれでOK。男がダメ出しするのは筋違いですが、理解に苦しむ方はたまにいらっしゃいますね(笑)。たとえば、足し算ばかりで引き算を知らない方。爪と服が合っていない方も気になります。


―男性に指摘されるとドキッとします。

ネイルって、興味はなくても自然と目に入ってしまいますからね。個人的にはデザインよりもダメージが気になります。どんなにきれいなネイルでも、はがれや色落ちを放置したままだと、だらしない印象を与えてしまうので逆効果。ネイルをやる以上は、まめにお手入れしていただきたいと思います。


―とくにどんな点が気になりますか。

目立つし自分でも気づきやすい部分なのに、はがれたままで平気でいられる神経が気になる、ていうか理解できません。つけまつげが半分落っこちた状態で歩いているのと同じでしょう?

次回、パート2も乞うご期待

インタビュー

相川藍

(あいかわ あい・言葉家(コトバカ)、コピーライター、書評家。)

東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、広告制作会社、化粧品メーカーのコピーライターを経て独立。国内および外資系化粧品ブランドのコピー等を広く手掛ける。

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